概要
Standard Adsにて、IDFAのないユーザーへのアプリインストール広告配信を行う機能をリリースします。
IDFAのないユーザーへのアプリインストール広告配信とは
iOSにてATT未許可のユーザーなどIDFAのないユーザーにアプリインストール目的の広告を配信する機能です。
尚、本機能はコンバージョン計測ツールとしてAppsFlyer・Adjust・Branchをご利用のキャンペーンのみ利用可能です。
特徴
- IDFAのないユーザーにアプリインストール広告の配信可能です
- 対応Mobile Measurement Partner(MMP)はAdjust・AppsFlyer・Branchです
- MMPのProbabilistic計測を利用したCV計測が可能です
設定方法
設定手順
- アプリインストール目的のキャンペーンを作成します。
- 任意のオーディエンス、配信設定を行います。
- ユーザー定義オーディエンスとして「IDFAを利用したオーディエンス」をターゲティングまたはターゲティング除外設定している場合はIDFAのないユーザーへのアプリインストール広告配信機能は動作しませんのでご注意ください。
- キャンペーン情報を入力欄にある「コンバージョン計測ツール」にてAdjust・AppsFlyer・Branchを選択します。
- 選択すると、「IDFAのないユーザーへのアプリインストール配信」が変更可能になるので、配信を希望する場合オンを選択ください。
- MMPの管理画面にて、CV(推定)がpostbackされるよう設定します。
画面イメージ
注意事項
- Adjust、AppsFlyerのCV(推定)機能を利用している場合、IDFAのないユーザーへのアプリインストール広告以外のキャンペーンにおいてもCV数値は自動的にCV(推定) + CV の合算数値になります。
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iOS14.5以降、MMP側のProbabilistic計測機能を設定せずにIDFAのないユーザーへの配信機能をONに設定すると、配信ユーザーは維持、もしくは増加しますが、IDFAなしユーザーからのインストールがPostbackされないためCPIが高騰する可能性がございます。必ずMMP側の設定を代理店・広告主様で行ってから配信いただくようお願いします。
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オーディエンス設定で「モバイル広告IDリストをアップロード」「アプリイベントを指定し設定」の2パターンで作成したオーディエンスをキャンペーンで設定するとIDFAのないユーザー配信が適用されませんので、それ以外のオーディエンスでキャンペーン設定をお願いいたします。
適用日
2021年4月15日予定
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